Atrévete@晴れ女のスペイン移住記

〜大学5年生からのスペイン留学からのワーホリからの移住を目指して〜

Disney映画『ミラベルと魔法だらけの家』を10倍楽しむ、劇中スペイン語10フレーズ+豆知識


|Encanto(エンカント)

こんにちは、信州産晴れ女 あれしあ です!

                   → あれしあ@Atrévete (@Alexia0911e) | Twitter

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ディズニープラスをサブスクしてからというもの、

スペイン語の勉強になるから…という言い訳を盾に

最新作から名作アニメーションまで見漁っている今日この頃です。


 ミラベルと魔法だらけの家                      

www.disney.co.jp

 

皆さんもう観ましたか?!

 

すでに10回は観てその度にボロ泣きしている私ですが、

うっかりまた日本語吹き替えで見てボロ泣きしました。

そのままの勢いでこのページを書いています。

 

 

|コロンビア

『ミラベルと魔法だらけの家』(原題 : "Encanto")

の舞台は南米コロンビア。

日本ではコーヒーやサッカーで馴染みのある国でしょうか。

コロンビアもスペイン語が話されている国です。

 

¡ここからはネタバレが含まれます!

 

それぞれに不思議な力-ギフト-をもらった主人公の家族、

見ていて飽きませんが、それに負けず劣らず

コロンビアが誇る雄大な自然や生態系

カラフルな伝統衣装や町並みも目を引きます。

 

そんな『ミラベルと魔法だらけの家』の中には、

スペイン語のままセリフに使用されている単語がちらほら。

意味が分かれば映画がもっと素敵に感じられるのではないでしょうか。

 

 

|劇中に出てくるスペイン語

前置きが長くなりましたが、

ここからは映画を見ている前提で順を追って劇中のスペイン語ご紹介していきます。

 

・Encanto(エンカント)

『ミラベルと魔法だらけの家』は邦題で、

原題は"Encanto"と言います。

 

スペイン語で「魅力」を表す言葉で、

美しかったり楽しかったりする、心地良く感じる物や人・場所に対して使います。

ミラベルたちが住む渓谷の村がまさにそうですね。

 

・Abre los ojos(アブレ ロス オホス)

おばあちゃんが冒頭でミラベルに「目を開けて」と言って

魔法のろうそくを見せていますね。

 

良く見て、と訳すこともでき、劇中曲の1つのタイトルにもなっています。

幸せや大事なものは見えなくても近くにあるから良く目を凝らして、

というようなメッセージが見えてきますね。

・Casita(カシータ)

マドリガル家が住む魔法のお家、カシータ。

 

スペイン語で「家」は“Casa(カサ)”です。

ここに愛着を表すita(イータ)が合わさってカシータとなっています。

愛する我が家というニュアンスが伝わってくる呼び方です。

 

・Señorita/Señora(セニョリータ/セニョーラ)

こちらはご存知の方も多いかと思われます。

女性に対する敬称ですね。

 

セニョリータは、

ミラベルがイサベラについて話す際

セニョーラは、

おばあちゃんがマリアノのお母さんに呼びかける際に使っています。

 

・Te amo(テ アモ)

フリエッタがミラベルの手の傷を癒すシーンで言うセリフです。

「あなたを愛している」のスペイン語

こちらも有名なフレーズですね。

 

同じく、Te quireo(テ キエロ)も

「大好き!」「愛してる」の意味で良く使われますが、

Te amoの方がより深い愛情を表せます。

・La familia(ラ ファミリア)

“Familia”はスペイン語で「家族」の意味です。

バルセロナにある有名な建築、

サグラダ・ファミリアでご存知の方も多いかもしれません。

 

劇中では「ラ・ファミリアマドリガル!!」(マドリガル家!)と

家族みんなで言うシーンに出てきますね。

 

・Salud(サルー)

Saludはスペイン語で「健康」の意味です。

転じて乾杯の時の掛け声にも使います。

アントーニオがギフトをもらった翌日の朝ごはんの席で出てきます。

 

またくしゃみをした人に対して「お大事に」

と言う場合もサルーなので、

スペイン語圏の人がくしゃみをしたら言ってあげてみてください。

 

・Felicidades(フェリシダデス)

マリアノのプロポーズをマドリガル家の外で待っていた

村の人たちが持っていた横断幕に書いてある一言です。

意味は「おめでとう!」

 

誕生日などの記念日や試験に合格した人、

何か嬉しいお知らせがあった人に対して使います。

 

・Mi amor(ミ アモール)

おばあちゃんと心のうちを分かち合ったあと、

みんなが待つ家に帰ったミラベル。

やっと見つかった彼女にママ、

フリエッタは“ミアモール”と呼びかけます。

 

こちらもよく聞く表現なのではないでしょうか。

直訳すると「私の愛」。

文字通り恋人や家族など、愛しく思う人を呼ぶ場合に使います。

 

・Hola(オラ)/Adiós(アディオス)

こちらも耳にしたことがある方が多いかもしれません。

スペイン語で一番簡単な、

「こんにちは」と「さようなら」の挨拶です。

 

家族について歌ったミラベルが子どもたちから逃げようとした時にアディオス!

カシータの魔法が戻って手を振り返す時に

オラと言っているので気になる方はチェックしてみてください。

 

 |番外編おまけ

・Arepa con queso(アレパ・コン・ケソ)

ミラベルの傷を治すためにフリエッタが食べさせたのが、

コロンビアやベネスエラなどで食べられている“アレパ”というパンの一種です。

ケソはスペイン語でチーズの意味なので、

ミラベルが食べていたのはチーズ入りアレパだったんですね。

 

今回映画で初めて知った食べ物でした。

次に見かけることがあれば試してみたいです。

 

・Toca madera(トカ マデラ)

こちらは劇中ではこのままでてこないのですが、

ブルーノがしているおまじないのスペイン語バージョンです。

 

木を叩きながらとんとんしているの「なんだろう?」と思った方もいるかもしれません。

こちら日本語で言うところの「くわばら、くわばら」。

 

由来は諸説ありますが、悪いことが起きませんように、と

toca madera, toca maderaと2回繰り返すのが一般的です。

 

ドラマなどでは何も言わずコンコンと木製の物を叩いてこのおまじないを示唆することもあります。

 

 

 

今回取り上げるのはこちらで以上となります。

もう一度映画を見てみようと思っていただけたら嬉しいです!

 

 |感想ひとりごと

何も考えずに観て、毎回うっかりボロ泣きするのでティッシュ箱の用意を。

 

私のお気に入りのキャラクターはJulieta(フリエッタ)。

主人公のママです。

 

料理って魔法だなといつも思います。

彼女の料理ように魔法は宿らないけど、お腹を満たしたり体を温めたり、、、

誰かのためを思って作るご飯、

誰かのためを思ってすることって優しい気持ちにしてくれます。

 

英語版ではまた違った部分がスペイン語のまま登場しています。

スペイン語でも視聴してみるとさらに発見があるかも〜〜

お気に入りのキャラクターが見つかったら是非教えてください!

 

あれしあ